TDC DAY 2009

久しぶりに日曜日に早起きして(僕なりにです...)TDC DAY 2009にいってきました。ところどころ、声が聞き取りにくくて少し残念なところもありましたが、全体的にはよかったと思います。巨匠のトークも以外に、かろやかで、面白かった。僕の想像ではもっと堅い感じの講演になるのかとおもっていましたが。

今回のTDC賞2009のグランプリはWeb業界では有名な中村勇吾氏が受賞しました(NHKに取材されていますから、Web業界だけというわけではないのかもしれませんが、僕の認識として...)。今までの受賞歴からはかなり意外な選択をしたTDCのその辺りの懐の深さはさすがだなと思いつつ、またこの業界の可能性も広がったと感じたと同時に、さらなる深みもでてくる予感がしました。

ちょっと話は脱線しますが、中村勇吾氏はWEBの領域をこえて、今年はいろいろな賞を受賞しています。この行為はWEB業界自体をかなりメジャーにし、業界自体に可能性をあたえたのではないかなと考えています。(ご本人はさほど意識はされていないかもしれませんが。)デザイン業界の例でいうと佐藤可士和氏がアートディレクターという言葉をメジャーにしたのと同等の価値はあるのではないかと考えています。今後はWeb designという言葉が、いい意味でさらに重みをましてくるのは間違いないと思います! 僕もがんばらないと。

話は戻って、フォーラムの中で深く納得 & 感動したのお話を2つほど。

まずドラフト 植原氏のお話は、ブランディングについて。

ドラフトの代表である宮田氏がブランディングの仕事を請け負った際に、社外に出るものだけでは無くて、外部の人間には目が触れることのない社内ポスターのデザインや、仕掛け等もデザインしているということ。

この件に関しては、僕もすごく納得しました。ブランディングという作業に関しては、やっぱり対外のことばかり意識して実践していても(その瞬間的には結果がでるかもしれない、が、しかし)、長期的な目でみるとどこかで必ずそのほころびは出てくるのだろうなぁとなんとなく感じるところがありまして、そこのところのもやもやがスッキリしました。(まぁ、それらを培っていくのもブランディングなのかな...。)

僕の考えは、ツラの部分でいくら頑張っても、根幹がしっかりしていないと、伝えたいこと(暑苦しいエネルギー?みたいなもの)が半減するのかなぁと感じています。要するに伝えたいと思っている側の暑苦しさ(なんていったらいいのか言葉が思いつきません。)がちゃんと伝わらないと、受け取る側もそれ相応のエネルギーで受け取ってしまうということです。

世の中が便利になってきていろんなことが高速化し、かつものすごく膨大な量の情報が日々流れているので、人はいちいち口にだしてこれはああだとか、こうだとかは言わなくなりましたが、無意識のうちに何となくこれが自分にあうとか、共感できるとかを感覚的なところで、かなりの数をジャッジしていると思います。情報量が多くなりすぎたから、そうせざるをえないのは、ある意味仕方ないのですが。

要するに、無意識にやっているから、案外気付かずに通り過ぎてしまいそうなところなんだけど、結構ここの部分を掘り起こして、向き合うことはとても大事なことだし、とても意義のあることだと思う。WEBの運営なんかでも結構そういうところがかぶっていて、現場からなにか突き上げてくるものがなければ、やっぱり盛り上がらないし、なんか軽い。だから、ドラフトの宮田氏が実践しているような、内面から組織を変えていくという方法は、かなり大事だし、有効ではないのかなと感じました。

次は祖父江氏のお話。ただし、オリジナルは、受賞者のレス・ソン氏みたいです。

「本というものを考えたとき、まず文字という要素がありそれらが繋がって、文章になり、そして文章が紙の上に印刷されて、印刷された紙たちをまとめて、背をつけることで(?)始めて本というものになる。これは、生命が誕生する仕組みとにていて、とても感動的だとおもいました。」

大体このようなことを発言されたかとおもうのですが、なんかすごく本質をついているとおもいます。そして、とても大事なことを再認識させてもらったような気がしました。感謝です。

他にもいっぱい気付かされることがあったけど、なんかまとめられなくなってきたので、次の機会に書いてみたいと思います。

以下どうでもいいこと。

一応、TDCは国際フォーラムみたい(始めてしった。始めて参加したから...。)。けど、今回は受賞者に日本人が多かっため、国際フォーラムという感じが全然しなかった。来年に期待しよう。

一番始めのUniversity of Reading院卒の方に妙に親近感がわきました。僕の友人が同じ大学に通っていたからです。友人はBA(院卒はMAね確か...。)ですが...。(本当にどうでもいいですね。)後で、話しかけようと思ったら、以外に周りのガードが堅く(おそらく関係者)また後で話そうとおもっていたら、いつの間にか帰っちゃったので、話すチャンスは逃しました。残念。

最後に、開催場所が女子美だったんですが、男子トイレの扱にはびっくりした。汚いというわけではないのですが、あぁ、女子大なんだと思わずおもってしまった。ずーっと共学だった僕にはなかった考え方だった。本当に今でも生徒は女子しかいないのかなぁ。(これこそ本当にどうでもいいですね。)

要するにこれが言いたかったわけです。はい。